「EAトレード」による自動売買について

「EAトレード」による自動売買について

「EAトレード」による自動売買について ~マルチポートフォリオ運用~

これまで多くのEAが開発・運用されており、近年では誰もが簡単に自動売買を行うことができるようになりました。これはMT4が普及し、オープンソースにて任意のロジックをプログラミングできることに由来します。ユーザーはそれをMT4に導入するだけでスタートできる簡易性も大きなメリットです。

なお、現在まで数えきれないほどのEAが出回っていますが、その有効性の真偽は不明瞭なことが多いのが現状です。例えばFX業者から口座開設で対価を得るアフィリエイトサイト、あるいはコピートレードの推奨サイト、あるいはトレード回数に応じてpipsバックを得ている提供者は多いのが実情です。なお、それらのEAの利用価値を言えば論外と言えるでしょう。

一方、有効なEAといえども、それと対比されるのが裁量トレードです。
自動売買には「トレード時間が拘束されない、ポジショニング中のメンタル負担が少ない、感情によってトレードロジックがブレない、それゆえ枚数を機械的に上げられる」などのメリットがありますが、デメリットも同等に存在します。
それは、EAは基本的に固定ロジックで運用するため、相場つきとストラテジーが噛み合わない局面ではマイナスが続きドローダウンを更新しやすいこと。これによりEA寿命が短命であることが一番のネックと言えるでしょう。それに付随し、マイナスが続くとメンタル的な負担も大きくなり、途中で運用を止めてしまうことにもつながりかねず、次々と新しいEAを試すなど負のスパイラルに陥りやすいものです。
また、EAには必ずドローダウン更新までの「寿命」があります。その手前で寿命を事前検知し次のEAに乗り換える、いわば「EAの見切り」のタイミングも通常は判断が非常に難しく、最終的には裁量トレードに戻ってしまうトレーダーさんも多いと聞きます。

EAセミナーの運営コンセプト

弊社では、自動売買のメリットを最大限に生かすべくEA運用に長年取り組んでいますが、EAにはもともと聖杯はないことを前提に、確率・統計論に基づき運用ロジックを確立しています。
通常はドローダウン更新リスクおよび短命が懸念されますEAを、「弊社独自のロジック、独自の運用寿命目安設定、独自のポートフォリオ管理、独自のパラメータ設定」にて、長期的な安定運用を目指すEA群として構築しています。
数年単位のバックテストではPF2.0オーバーを維持、その後の2年程度のフォワード結果においても安定した運用パフォーマンスを継続しています。EA評価にはバックテストスペックも大切ですが、現況相場への追従性とフォワード結果が非常に重要なのです。

なお、弊社では突発的な相場変動に対応すべく、複数EAにてマルチポートフォリオ運用を構築し月単位で安定した運用結果を実現しています。マルチポートフォリオEAは、①通貨別、②時間軸別、③ストラテジー別の任意の仕様のEAを組み合わせることができ、自身の運用スタイルに合ったポートフォリオを組むことが可能となっています。

もともと内輪から始まったセミナーではありますが、次第に周知されるようになりましたことを受け、現在はEAセミナーの形にて運営するまでなりました。現状、弊社では生涯に必要十分な利潤を確保できましたことを受け、ある意味ボランティア視点にて当EAセミナーを開催しておりますが、少数精鋭にて運営しておりますため月間5名様までとさせて頂いております旨、ご理解下さい。なお、現在はコロナ禍などでも安全にお始め頂きますのに最適な、システム一式ご送付プランもご選択いただけます。